セサミンでシミを消す!

みなさんの中にはシミでお悩みの方も多いことかと思います。シミは女性のお肌の大敵ですが、セサミンにはこのシミを消す働きがあることをご存知でしたでしょうか?

今回はこのセサミンのシミを消す働きについて詳しくお話したいと思います。

シミの原因

まず、シミの原因から説明していきましょう。

メラニン色素がつくられるメカニズム

紫外線、大気汚染、喫煙、ストレス等によって私達の皮膚に活性酸素が発生すると、この活性酸素に刺激されて、角化細胞(私達の表皮の大部分を構成している細胞)がエンドセリンという物質をつくります。

このエンドセリンは、細胞間の連絡役のような役割を持っていて(神経伝達物質といいます)、メラノサイト(メラニン色素をつくる細胞)に「メラニン色素をつくれ!」という指令を伝えます。すると、メラノサイトは、チロシナーゼ等のメラニン色素をつくるための酵素を活性化して、メラニン色素をつくり始めます。

このメラニン色素は、シミ等の原因になるために悪いイメージが強いですが、本来は紫外線の害から私達のDNAを保護するとても大切な役割を持っています。

こうして、メラノサイトでつくられたメラニン色素は、メラノサイトの中にあるメラノソームという小さな袋のようなものの中に貯められ、その袋ごと角化細胞に移ります。

やがて角化細胞に移ったメラニン色素は皮膚のターンオーバーによって角質細胞と共に皮膚から剥がれ落ちます。

メラニン色素が皮膚に残ってしまう理由

これまでの説明からもお解りのように、メラノサイトの機能が正常で、皮膚のターンオーバーが順調なら、シミはできないはずです。

では、なぜシミができてしまうのでしょうか?その主な原因は次の2つにあります。

メラノサイトの暴走

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メラニン色素を抱え込んだ角化細胞は細胞分裂能力が低下してしまいます。すると、これを補おうと、周りの細胞が異常に分裂を繰り返すようになります。こうして、異常な細胞分裂の結果、生まれた細胞は必要もないのに「メラニン色素をつくれ!」という指令をメラノサイトに送るようになります。これを慢性角化エラーといいます。

この慢性角化エラー状態になった皮膚は、メラノサイトが誤った指令によっていわば暴走を始め、必要もないのにメラニン色素を過剰につくり続けるようになります。その結果、必要もないのにメラニン色素をつくれと指令を送る角化細胞がさらに増えるという悪循環に陥ります。この悪循環を黒化スパイラルといいます。

この黒化スパイラルこそが、シミがなかなか消えず、さらに悪いことに、しだいに悪化していく原因というわけです。

また、真皮と表皮の間にある膜、基底膜を構成している成分、ヘパラン硫酸が減少すると、基底膜のバリア機能が衰え、真皮層にあるメラニン色素の産出を促進する物質が真皮から表皮に染み出してきて、黒化スパイラルに拍車がかかることもわかっています。

ターンオーバーの乱れ

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私達の皮膚は、下から順に皮下組織、真皮、表皮の3層から構成され、さらに表皮は、基底層、有棘層(ゆうきょくそう)、顆粒層(かりゅうそう)、角質層の4層からできています。

基底層で生まれた角化細胞は、基底層で次々と新しく生まれてくる角化細胞に有棘層→顆粒層→角質層と押し上げられていき、最終的に垢として皮膚から剥がれ落ちます。これがいわゆるターンオーバーです。

このターンオーバーは、通常、ほぼ28日周期で規則的におこなわれます。しかし、この周期は、次のような原因で乱され、さまざまな肌トラブルの原因になります。

・寝不足
・ストレス
・疲労
・喫煙
・過度のアルコール
・運動不足
・無理なダイエット
・食生活の乱れ(野菜不足等)
・便秘

メラニン色素を抱え込んだ角化細胞はただでさえ新陳代謝が低下していて、皮膚のターンオーバーが乱れがちです。それなのに上記のような原因が重なると、ターンオーバーがさらに乱れがちになり、メラニン色素を抱え込んだ古い角化細胞がいつまでも皮膚に残ってしまいます。

こうして、シミが、いつまでも残ったり、さらに悪化してしまう原因になるというわけです。

セサミンのシミを消す働き

では、以上をふまえて、セサミンのシミを消す働きについて詳しくお話します。セサミンは主に次の2つの働きでシミを消します。

メラノサイトの暴走を防ぐ

前述しましたが、メラノサイトが暴走するそもそもの原因は紫外線やストレス等によって私達の肌に発生する活性酸素です。

活性酸素は、元々、私達の体に入ってきた病原菌を殺す等のとても大切な役割をはたしていますが、過剰に発生すると私達の体にさまざまな害が生じます。例えば、DNAを傷つけて発がんの原因になったり、脂質を酸化させて動脈硬化の原因になったりします。

セサミンは、小腸で吸収された後、門脈を通って肝臓に直接届き、そこで代謝されることによって、活性酸素の発生自体を抑えます。また、発生した活性酸素を消去する優れた抗酸化力を発揮するようになります。

セサミンは、この優れた抗酸化力により、私達の肌で発生した活性酸素を消去して、メラノサイトの暴走を防ぐというわけです。

ターンオーバーを正常化する

セサミンは次の2つの働きで肌のターンオーバーを正常化します。

肌の血行の促進

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ターンオーバーが乱れる原因として、運動不足、ストレス、疲労等があげられますが、これらは血行不良を引き起こします。血行不良になると、肌を構成する細胞に十分な栄養が届きにくくなり、ターンオーバーが乱れてしまいます。

しかし、セサミンには、血管を弛緩させ、血管、特に毛細血管を拡張して血行を良くする働きのあるNO(一酸化窒素)の産出を増やし、また、その活性を高める働きがあります。

また、セサミンには、血中のコレステロールや中性脂肪を減らして、血液をサラサラにし、血行を良くする働きもあります。

こうしたセサミンの働きにより、肌の血行が促進され、肌のターンオーバーが正常化されるというわけです。

エストロゲン様作用

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女性ホルモン、エストロゲンには肌のターンオーバーを促進する働きがあります。更年期(45~55歳頃)になると、さまざまな肌トラブルに襲われるのはこのエストロゲンが加齢によって減少してしまうためです。

セサミンにはこのエストロゲンに似た働きがあります。これをエストロゲン様作用と言います。

セサミンは、このエストロゲン様作用によって、肌のターンオーバーを促進し、肌のターンオーバーを正常化するというわけです。

まとめ

以上をまとめると、セサミンには次のような働きによってシミを消す働きがあります。

・優れた抗酸化力によって活性酸素を消去しメラノサイトの暴走を防ぐ
・NO(一酸化窒素)の産出を増やし、また、その活性を高めることで、肌の血行を良くして、ターンオーバーを正常化する
・エストロゲン様作用により肌のターンオーバーを正常化する

シミが気になる方は、是非、このようなセサミンの持つ美肌パワーを上手に活用していただけたらと思います。

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