セサミンと大豆イソフラボンのW効果で老化や生活習慣病を予防する!

ゴマに豊富に含まれるポリフェノール成分、セサミンには、老化や生活習慣病を予防する優れた働きがあります。また、大豆の胚芽に豊富に含まれるポリフェノール成分、大豆イソフラボンにも同様の働きがあります。そしてこの2つの成分は、一緒に摂ると、W効果で老化や生活習慣病を効果的に予防してくれます。

今回はこのセサミンと大豆イソフラボンのW効果で老化や生活習慣病を予防する働きについて詳しくお話したいと思います。

大豆イソフラボンとは?

まず、大豆イソフラボンについて簡単に説明します。

大豆イソフラボンとは?

大豆イソフラボンは、大豆の特に胚芽に豊富に含まれるポリフェノールの1種です。豆腐、豆乳、味噌、納豆等の大豆製品に豊富に含まれています。

大豆イソフラボンは女性の美と健康のために欠かせない、女性ホルモン、エストロゲンに似た働きがあることで有名です。また、大豆イソフラボンには優れた抗酸化力もあります。

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女性は特に積極的に食生活に取り入れたいですね。

しかし、大豆イソフラボンの吸収率はあまり良くありません。その吸収率は約20%程度といわれています。

それゆえ、大豆イソフラボンを摂る場合には、味噌、醤油等の大豆の発酵食品がおススメです。大豆イソフラボンは発酵によって吸収率が高い形に変化します。その吸収率は3~4倍にも高まります。

大豆イソフラボンの健康効果

このような大豆イソフラボンには、次のような健康効果があります。

・更年期障害の症状を緩和する
・骨粗鬆症を予防する
・血液中の中性脂肪・コレステロールを減らす
・アルツハイマー症を予防する
・美肌をつくる

このような大豆イソフラボンは、セサミンと一緒に摂ると、W効果でさらに効果的に老化や生活習慣病を予防します。

セサミンと大豆イソフラボンのW効果で老化を予防する働き

老化とは?

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まず、老化について簡単に説明します。

私達の細胞は活性酸素等によってDNAが修復できない程に傷害されると、がん化を防ぐために、それ以後細胞分裂を停止します。こうして、細胞分裂を停止した細胞を老化細胞といいます。

ところがこの老化細胞は、DNAが酷く傷害されているために、正常な細胞に比べると、機能が低下しています。それゆえ、老化細胞が増えていくと、私達の体は全体的に機能が衰えてしまいます。これがいわゆる老化です。

老化の原因、活性酸素とは?

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このように、老化と活性酸素は深く関係しています。

活性酸素は、元々は私達が呼吸によって体内に取り込んだ普通の酸素です。この普通の酸素が、細胞のエネルギー生産等に伴って、約2%程度の割合で活性酸素に変わります。

ところが、こうして普通の酸素から変わった活性酸素は、普通の酸素に比べると、電子の状態が不安定で、強い酸化力があります。したがって、免疫系では、私達の体内に侵入したウイルスや細菌と戦うための有力な手段になります。しかし、その反面で、私達自身の体をも酸化させてサビつかせ、私達の体にさまざまな害を与えます。

例えば、肝細胞を酸化させてダメージを与え、肝臓の機能を低下させたり、血液中の脂質を酸化させて、動脈硬化の原因になったりします。

セサミンの抗酸化力

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この活性酸素と戦う力が抗酸化力です。

セサミンは、小腸で吸収された後、門脈を通って直接肝臓に届き、肝臓で代謝されることによって、次のような優れた抗酸化力を発揮するようになります、

・活性酸素を発生させる酵素、NADPHオキシダーゼの働きを抑えて、活性酸素の発生自体を抑制する
・不足した電子を与えて、電子の状態を安定させ、すでに発生した活性酸素を速やかに無害化する

大豆イソフラボンの抗酸化力

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このような抗酸化力は、ポリフェノールの1種として、大豆イソフラボンにもあります。

40歳から70歳の女性28名に、大豆イソフラボン(表1参照)を毎日朝食後に8週間摂ってもらい、その後、血液検査をしました。すると、抗酸化力の有意な向上と酸化ストレスの有意な低下が確認されました。

表1:摂ってもらった大豆イソフラボンの内容

大豆の胚芽からの抽出物を麹菌によって発酵させたもの。 1日当り40mg摂取

こうして、セサミンと大豆イソフラボンは、その優れた抗酸化力によって、W効果で、細胞のDNAを活性酸素の害から保護して、老化を予防します。

セサミンと大豆イソフラボンのW効果で生活習慣病を予防する働き

セサミンと大豆イソフラボンは次の3つの働きで生活習慣病を予防します。

血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす

血液中の中性脂肪やLDLコレステロール(以下、悪玉コレステロール)が増えすぎると、血液がドロドロになって、動脈硬化が進行します。これに対して、セサミンと大豆イソフラボンは、W効果で、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らして、血液をサラサラにし、動脈硬化を予防します。以下、詳しくお話します。

エストロゲンと脂質の異常

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女性ホルモン、エストロゲンには、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働きがあります。しかし、女性は閉経前後を境にエストロゲンの分泌が急激に減少します。それゆえ、50歳前は、男性の方が脂質異常症になりやすいのですが、閉経後の50歳以降は、女性の方が脂質異常症になりやすくなります。

大豆イソフラボンのエストロゲン様作用

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大豆イソフラボンは、腸で腸内細菌に代謝されることによってこのエストロゲンに似た働きをするようになります。このようなエストロゲンに似た働きをエストロゲン様作用といいます。

大豆イソフラボンは、このエストロゲン様作用によって、閉経等によって減少したエストロゲンを補い、血液中の中性脂肪やコレステロールを減らします。

セサミンの中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働き

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同様の働きはセサミンにもあります。

セサミンは、遺伝子レベルで関係する酵素に働きかけて、肝臓における、脂肪酸の分解・燃焼を促進し、また、脂肪酸の合成を抑制して、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らします。

また、セサミンには次のような働きで特に血液中のコレステロールを減らす働きがあります。

・コレステロールの合成を促進する酵素、HMG-CoA還元酵素の働きを抑えて、肝臓におけるコレステロールの合成を抑制する
・体内におけるコレステロールの輸送に関わるタンパク質、ABCG5/ABCG8の量を増やして、胆汁へのコレステロールの排出を増やす。
・小腸におけるコレステロールの吸収を抑える

こうして、セサミンと大豆イソフラボンは、W効果で、血液中の中性脂肪やコレステロールを減らして、血液をサラサラにし、動脈硬化を予防します。

骨粗鬆症を予防する

セサミンと大豆イソフラボンはW効果で骨粗鬆症を予防します。

骨粗鬆症とは?

まず、骨粗鬆症について簡単に説明します。

健康な骨は骨形成(骨をつくる働き)と骨吸収(骨を破壊する働き)のバランスの上に成り立っています。しかし、このバランスが崩れ、骨吸収が優位になると、骨が脆く弱くなります。これが骨粗鬆症です。

女性ホルモン、エストロゲンには、骨形成を促進し、骨吸収を抑制する働きがあります。

それゆえ、女性は、エストロゲンが急激に減少する閉経以降、骨粗鬆症になりやすくなります。

セサミンと大豆イソフラボンのエストロゲン様作用

これに対して、大豆イソフラボンは、前述したエストロゲン様作用によって、閉経等によって減少したエストロゲンを補い、骨粗鬆症を予防します。

また、このようなエストロゲン様作用はセサミンにもあります。

セサミンもまた、腸で腸内細菌によって代謝されることによってエストロゲン様作用を発揮するようになります。

こうして、セサミンと大豆イソフラボンは、そのエストロゲン様作用によって、W効果で骨粗鬆症を予防します。

アルツハイマー病を予防する

アルツハイマー病の原因は、β-アミロイドという異常なタンパク質の蓄積にあります。β-アミロイドの蓄積によって、神経細胞の「エネルギー生産工場」ミトコンドリアが機能低下し、細胞のエネルギー生産に伴って大量の活性酸素が発生するようになり、神経細胞が死んでしまうのです。

女性ホルモン、エストロゲンには、このβ-アミロイドの蓄積を抑えて、アルツハイマー症を予防する働きがあります。

大豆イソフラボンとセサミンは、そのエストロゲン様作用によって、W効果でβ―アミロイドの蓄積を抑えて、アルツハイマー症を予防します。

また、セサミンと大豆イソフラボンは、その抗酸化力によって、W効果で活性酸素の害から神経細胞を保護して、アルツハイマー症を予防します。

まとめ

では、最後に今回の話のポイントを簡潔にまとめておきましょう。セサミンと大豆イソフラボンはW効果で次のような働きをします。

・老化を予防する
・生活習慣病を予防する
 ・動脈硬化を予防する
 ・骨粗鬆症を予防する
 ・アルツハイマー症を予防する

閉経後、エストロゲンが急激に減少するために、女性はさまざまな生活習慣病のリスクが高まります。是非、このようなセサミンと大豆イソフラボンのW効果を上手に活用していただけたらと思います。

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