セサミンとグルコサミンでロコモティブシンドロームを予防する!

みなさんはロコモティブシンドロームというのをご存知でしょうか?ロコモティブシンドロームは、超高齢社会の到来をふまえ、要介護状態の予防という観点から、2007年に日本形成外科学会が提唱した概念です。このロコモティブシンドロームになると要介護状態になるリスクが著しく高まります。

今回はセサミンとグルコサミンが補い合ってこのロコモティブシンドロームを予防する働きについて詳しくお話したいと思います。

グルコサミンとは?

まず、グルコサミンについて簡単に説明しましょう。

さらに読む

グルコサミンは、天然に存在するアミノ糖(糖にアミノ基がくっついたもの)の一種で、動物の軟骨や皮膚、カニやエビの甲殻等に豊富に含まれています。特にコンドロイチンと共に関節軟骨の構成成分として広く知られ、次のような健康効果があることがわかっています。

・関節軟骨の再生、修復を促進して変形性膝関節症等変形性関節症を予防・改善する
・血小板の凝集を抑制して、血液をサラサラにし、血栓ができるのを予防する
・炎症を促進する白血球の働きを抑制して、炎症を抑制する
・肌の保湿成分、ヒアルロン酸の合成を促進して、乾燥肌、タルミ、シワ等肌トラブルを予防・改善する

このようにグルコサミンにはこれだけでもさまざまな健康効果があります。

要介護状態になる最大の危険因子、ロコモティブシンドローム

厚生労働省がおこなっている「平成28年度 国民生活基礎調査」によれば、高齢者が要介護状態になる主な原因として、運動機能の衰えによるものは以下のとおりです。

「高齢による衰弱」...13.3%
「骨折・転倒」...12.1%
「関節疾患」...10.2%

合計すると全体の35.6%を占めています。これは要介護になる主な原因の第1位である「認知症」の18.0%を倍近く上回っています

このように高齢者が要介護状態にならないためには運動機能の維持がとても大切になります。この観点から、超高齢化社会の到来をふまえ、2007年に日本整形外科学会が提唱したのがロコモティブシンドローム(運動器症候群)です。

ロコモティブシンドロームとは?

ロコモティブシンドロームとは運動するために必要な骨、筋肉、関節、神経等の運動器の障害のために移動機能が低下した状態をいいます。その主な原因には次の2つがあります。

・運動器自体の疾患
 ・変形性関節症
 ・変形性脊椎症
 ・骨粗鬆症
 ・関節リウマチ
・加齢による運動器機能不全
 ・筋力低下
 ・柔軟性低下
 ・バランス能力低下
 ・疼痛

このロコモティブシンドロームになると要介護状態になるリスクが著しく高まってしまいます。

高齢者とってロコモティブシンドロームを予防することは要介護状態にならないためにとても大切です。

その予防

ロコモティブシンドロームを予防するためにはバランスのとれた食事と共に、適度な運動習慣が必要です。

さらに読む

このため、厚生労働省は「健康づくりのための身体活動基準 2013」において65歳以上の健康な高齢者に対して、ロコモティブシンドロームの予防のために、強度を問わず一日40分以上の身体活動を推奨しています。また、これを実現するために一般向けのガイドライン「アクティブガイド」において「+10(プラステン):今より10分多く体を動かそう」と呼びかけています。一日10分程度身体活動を増やすだけでロコモティブシンドロームの発症率を8.8%下げることができます。

セサミンとグルコサミンが補い合ってロコモティブシンドロームを予防する働き

このように、高齢者が要介護状態にならないためにはロコモティブシンドロームを予防することがとても大切ですが、セサミンとグルコサミンには補い合ってこのロコモティブシンドロームを予防する働きがあります。以下、ロコモティブシンドロームの原因別にみていきましょう。

運動器自体の疾患

さらに読む

まず、ロコモティブシンドロームの主な原因の1つに運動器自体の疾患があげられます。

グルコサミンには関節軟骨の再生、修復を促進して変形性膝関節症等の変形性関節症を予防・改善する働きがあります。

また、セサミンには、骨の形成を促進し、吸収を抑制する女性ホルモン、エストロゲンに似た働き(エストロゲン様作用)があるので、骨粗鬆症を予防する働きがあります。

加齢のための運動器機能不全

さらに読む

次に、加齢のための運動器機能不全もロコモティブシンドロームの主な原因の一つです。

この加齢のための運動器機能不全の大きな原因の一つが日頃の運動不足です。
高齢者になると、さまざまな関節が痛むようになり、運動量が減って、運動不足になりがちです。しかし、グルコサミンには優れた抗炎症作用によって、このような関節の痛みを緩和する働きがあります。

また、高齢者になると、少し運動しただけでも疲れやすく、疲労が残ってしまいがちです。このため高齢者は運動が億劫になり、運動不足の一因になります。

このように高齢者が疲れやすく疲れが取れにくいのは、体に酸化ストレスを与えて疲労の原因となる活性酸素を消去するスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)等の抗酸化酵素が、加齢に伴って減少するためです。

セサミンには優れた抗酸化力があり、加齢よって減少した抗酸化酵素の働きを補って、活性酸素を抑制します。そして疲労の蓄積を防ぎ、その回復を助ける働きがあることがわかっています。

まとめ

以上をまとめると、セサミンとグルコサミンにはロコモティブシンドロームを予防する次のような働きがあります。

・運動器自体の疾患
 ・グルコサミンは軟骨の再生、修復を促進して変形性関節症を予防・改善する
 ・セサミンはエストロゲン様作用により骨粗鬆症を予防する
・運動器機能不全
 ・グルコサミンは優れた抗炎症作用により運動の妨げとなる関節の痛みを和らげる
  ・セサミンは優れた抗酸化作用により運動に伴う疲労を防ぎその回復を促進する

ロコモティブシンドロームを予防し、要介護状態にならないために、是非、セサミンとグルコサミンの持つ健康パワーを上手に活用していただけたらと思います。

Rankingランキング

  • これがイチオシ!セサミンリッチの公式ページ
  • ごまセサミンの公式ページ
  • ごま酢セサミンの公式ページ

Otherその他の記事