セサミンで肝臓の解毒機能をUPしてデトックス!

みなさんもデトックスという言葉をどこかで一度は耳にされたことがあるかと思います。デトックスとは私達の体内にある有害物質、老廃物等の毒素を体外に排出することをいいます。私達が健康を維持していくうえでデトックスはとても大切ですが、ゴマに含まれるポリフェノール成分、セサミンには肝臓の解毒機能をUPしてデトックスを促進する働きがあります。

今回はこのセサミンの肝臓の解毒機能をUPしてデトックスを促進する働きについて詳しくお話したいと思います。

肝臓の機能

まず、肝臓の機能からお話していきましょう。

肝臓の3つの機能

肝臓は私達の体の中で次の3つの機能をはたしています。

・代謝(そのままでは私達の体内で利用できない栄養素を私達の体内で利用しやすい形に分解・合成する機能)
・解毒(さまざまな有毒物質を無害化して体外に排出する機能)
・胆汁の生成、分泌(脂肪の消化に欠かせない消化液である胆汁を生成し分泌する機能)

これらの肝臓のはたしている3つの機能のうち、デトックスにかかわるのは解毒機能です。

デトックスに関わる解毒機能

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私達の体は、日々、体の外からさまざまな有害物質を取り込んでいます。代表的なものは、食品に含まれる添加物や、車の排気ガスなどです。また、私達の体内では、日々、生命活動に伴ってさまざまな老廃物が生じています。
これらの有害物質や老廃物は、肝臓で無害化され、糞や尿として体外に排出されます。これが肝臓の解毒機能です。

例えば、老廃物であるアンモニアは、食事から摂ったタンパク質を分解した際に、副産物として発生します。私達の体にとって有害ですが、肝臓で尿素にまで無害化された後、尿として体外に排出されます。また、代表的な環境汚染物質であるダイオキシンも、肝臓で無害化され、糞や尿中に排出されます。ただし、ダイオキシンの場合、その処理速度は非常に遅く、人における体内での半減期は10年近くになります。

環境汚染が深刻化している現在、この肝臓の解毒機能は非常に大切です。

肝臓の機能と活性酸素

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以上の肝臓の3つの機能はさまざまな化学反応によっておこなわれます。まさに肝臓は「生体の化学工場」であり、肝臓でおこなわれる化学反応の数は実に500種類を超えます。そのため私達の体内で発生する活性酸素の約8割は肝臓で発生します。

私たちが呼吸によって取り入れた酸素の数%は、様々な代謝(細胞内のエネルギー生産など)の過程で、活性酸素に変化します。私たちが生きていくうえで活性酸素の発生は避けられず、また、ストレスや生活習慣の乱れ、喫煙、飲酒などが原因で、活性酸素は体内に増えすぎる傾向があります。

通常なら発生した活性酸素は、私達の体にもともと備わったスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)・カタラーゼ等の抗酸化酵素の働きによって、速やかに無害化されます。しかし、抗酸化酵素の処理能力を超えて、過剰に活性酸素が発生すると、処理しきれなかった活性酸素が、さまざまな害を私達の体に与えます。例えば、DNAを傷つけてがんの原因になったり、細胞の細胞膜を酸化させて、細胞の機能を低下させたり、細胞死を引き起こしたりします。

「生体の化学工場」である肝臓はこのような活性酸素によるダメージを最も受けやすく、機能低下しやすい臓器なのです。

セサミンの肝臓の解毒機能を高める働き

では、以上をふまえて、セサミンの肝臓の解毒機能を高める働きについてお話します。セサミンは次の2つの働きで肝臓の解毒機能を高めます。

優れた抗酸化力によって活性酸素の害から肝臓を保護する

肝臓は「生体の化学工場」として、最も活性酸素の害を受けやすく、機能低下しやすい臓器です。

これに対してセサミンは、小腸で吸収された後、門脈を通って直接肝臓に届き、そこで代謝されて、活性酸素の発生自体を抑制し、また、発生した活性酸素を無害化する優れた抗酸化力を発揮します。そのためセサミンは、ビタミンE、ビタミンC等のさまざまな経口摂取される抗酸化物質のなかでも、最も肝臓でそのパワーを発揮しやすい抗酸化物質です。

こうして、セサミンは、活性酸素の害から強力に肝臓を保護して、解毒機能を含む肝臓の機能全般を高めます

肝臓の解毒酵素の活性を高める

アルコール分解酵素

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私達が飲酒したアルコールは肝臓で分解されます。これも肝臓の解毒機能の1つです。

まず、私達が飲酒したアルコールは、肝臓でアルコール脱水素酵素の働きによってアセトアルデヒドに変えられます。このアセトアルデヒドは有毒で悪酔いや二日酔いの原因になります。

次に、アセトアルデヒドはアルデヒド脱水素酵素の働きによって、体に無害な酢酸に変えられます。この酢酸は、最終的に水と二酸化炭素に変わり、体外に排出されます。

セサミンには、アルコール脱水素酵素、アルデヒド脱水素酵素等のアルコール分解酵素の活性を高めて、肝臓の解毒機能を高める働きがあることがわかっています

薬物代謝酵素

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環境汚染が深刻化する現在、私達はダイオキシン、残留農薬、PM2.5等のさまざまな有害な化学物質に曝されています。これらの有害な化学物質は呼吸、食事、皮膚等を通じて私達の体内に取り込まれます。

こうして、私達の体内に取り込まれた有害な化学物質は、主に肝臓で無毒化され、水に溶けやすい形にして、尿や糞として体外に排出されます。これを薬物代謝といいます。この薬物代謝も肝臓の重要な解毒機能の1つです。

この薬物代謝においてはさまざまな酵素が重要な役割をはたします。例えば、シトクロムP450、グルタチオン-S-転移酵素等です。これらの薬物代謝において重要な役割をはたす酵素を薬物代謝酵素といい、肝臓に最も多く存在しています。

セサミンには、遺伝子レベルでシトクロムP450、グルタチオン-S-転移酵素等の薬物代謝酵素に働きかけて、薬物代謝を活性化し、肝臓の解毒機能を高める働きがあることがわかっています。

まとめ

以上をまとめると、セサミンは、次のような働きで、肝臓の解毒機能を高め、デトックスを促進します。

・優れた抗酸化力によって活性酸素の害から肝臓を保護する
・肝臓のアルコール分解酵素や薬物代謝酵素等の解毒酵素の働きを高める

最近、何か体の不調に悩まされている方は、セサミンの持つこのような肝臓の解毒機能を高める働きを、上手に活用してデトックスしてみてはいかがでしょうか?

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