セサミンの摂取上限について

ゴマに豊富に含まれるポリフェノール成分、セサミンにはさまざまなアンチエイジング効果、健康効果があります。是非、日々の食生活に積極的に取り入れたい嬉しい健康成分です。しかし、さまざまな嬉しい効果のあるセサミンですが、万が一、摂り過ぎてしまった場合でも大丈夫なのでしょうか?

今回はセサミンの摂取上限について詳しくお話したいと思います。

ゴマから摂取する場合

まず、セサミン自体については特に過剰摂取による副作用は報告されていません。したがって、厚生労働省等による摂取上限というものも存在しません。ただし、セサミンをゴマから摂取する場合には少し注意が必要になります。

セサミンの一日当たりの摂取の目安量は10mgです。しかし、セサミンは非常に希少な成分で、ゴマにもその1%未満しか含まれていません。ゴマから1日当たりの摂取目安量のセサミンを摂ろうとすると、毎日、3000粒ものゴマを摂る必要があります。

しかし、ゴマは、硬い殻に覆われていて、非常に消化に悪い食品です。ネットでよく「セサミンを摂り過ぎて下痢になった」という話を見聞きしますが、ゴマは非常に脂質が多い食品です。脂質は摂りすぎると下痢を引き起こします。
このように消化に悪いゴマを毎日大量に摂り続けていれば、胃腸の調子が悪くなっても少しも不思議ではありません。

セサミンをゴマから摂取する場合は、ゴマの摂り過ぎには少し注意が必要です。

サプリメントから摂取する場合

サプリメントは、健康食品であり、基本的には食品です。したがって、少々、過剰摂取しても特に問題はありません。ただし、あくまでもサプリメントは食品ですから、効果を出そうと思ったら、長期間、根気よく続ける必要があります。一度に大量に飲んだからといって、すぐに効果が表れるというわけでは決してないので注意が必要です。

それでも、まだ心配な方もいるかもしれません。

国民生活センターの運営するサービスに「消費生活相談データベース」というサービスがあります。これは全国の消費生活センター、国民生活センターに寄せられた相談内容がデータベース化されたものです。

念のためにこのデータベースで「食料品(大分類):健康食品(中分類)」の分類で「セサミン」で検索してみましたが、このキーワードで全国の消費生活センター等に寄せられた相談はみつかりませんでした(2018年3月末時点)。

サプリメントからセサミンを摂取する場合は、各サプリに記載された摂取の目安量を守れば、特に問題は何もなさそうです。

ただし、ゴマアレルギーやその他のアレルギー症状をお持ちの方は、アレルギー症状が現れる可能性がありますので、セサミンのサプリメントを摂取する前に、必ずかかりつけのお医者様に相談するようにしてください。

まとめ

では、最後にここまでの話を簡単にまとめておきましょう。

・セサミンの摂取上限については、食事、サプリメント、いずれから摂取する場合にもそれほど気にする必要はありません
・ただし、ゴマからセサミンを摂取する場合、ゴマの過剰摂取に注意しましょう
・ゴマアレルギーその他のアレルギー症状のある方は、必ず、セサミンを摂取する前にかかりつけの医師に相談してください

セサミンにはさまざまな素晴らしいアンチエイジング効果、健康効果があります。以上の注意点を守って、是非、積極的に食生活に取り入れていただけたらと思います。

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