セサミンで育毛する!

みなさんの中には薄毛で悩んでいる方も多いことかと思います。男女を問わず、髪の毛のトラブルで悩んでいる方は多いものですが、ゴマに豊富に含まれるポリフェノール成分、セサミンは育毛にも効果的なことをご存知でしたでしょうか?

今回はセサミンの育毛効果について詳しくお話したいと思います。

薄毛とは?

まず、薄毛についてお話します。

ヘアサイクルとは

私達の髪の毛は次のようなサイクルで生え変わります。これをヘアサイクルといいます。

(1)成長期 髪の毛が生え始めてから成長が止まるまでの期間。通常、2~6年程度
(2)移行期 成長期から休止期までの間の期間。通常、2週間程度。
(3)休止期 毛根が退化して脱毛するまでの期間。通常、3ヶ月程度。

このヘアサイクルのどこかに問題があり、髪の毛が減ったり、細く弱くなったりすると、薄毛になります。

薄毛の原因

では、なぜヘアサイクルに問題が生じ、髪の毛が減ったり、細く弱くなってしまうのでしょうか?その原因は男性と女性で少し異なります。以下、それぞれの薄毛の原因についてお話します。

男性の場合

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男性の薄毛の大きな原因の1つは男性ホルモン、テストステロンです。テストステロンは次のようなメカニズムでヘアサイクルを短くします。

(1)毛乳頭(ヘアサイクルに関するさまざまな指令を、細胞分裂して髪の毛になる毛母細胞に送る部位)に多く存在する5αリダクターゼという酵素の働きによって、男性ホルモン、テストステロンがジヒドロテストステロンに変えられます。
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(2)このジヒドロテストステロンの働きによって、毛乳頭において、TGF-βというたんぱく質がつくられます。
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(3)このTGF-βには細胞間の情報を伝達する役割があり、毛母細胞に「脱毛せよ!」という指令を伝えます。
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(4)指令を受けた毛母細胞が、まだ正常なヘアサイクルよりも早いにもかかわらず、脱毛するために移行期、休止期に入り、脱毛します。

こうして、男性の場合、ヘアサイクルの周期が異常に早まることによって、髪の毛が十分に成長することができなくなり、身の毛が細く弱くなって、薄毛になるというわけです。

女性の場合

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女性の薄毛の大きな原因の1つは女性ホルモン、エストロゲンです。エストロゲンは髪の毛については次のような働きをしています。

・髪の毛の成長を促進する
・ヘアサイクルを正常に保つ
・髪の毛を豊かに保つ

しかし、エストロゲンは20代半ばから30代前半位をピークに加齢によってしだいに減少していきます。特に閉経前後に急激に減少します。

このため、年齢を重ねると、髪の毛が減ったり、細く弱くなったりして、薄毛になりやすくなります。
また、このエストロゲンの減少はもう1つ大きな問題を引き起こします。それは男性ホルモン、テストステロンとのバランスの乱れです。

女性に男性ホルモン?と思われた方も多いかもしれません。しかし、女性でも男性に比べればごく少量ですが、副腎等からテストステロンが分泌されています。

若くエストロゲンの分泌が盛んなときにはエストロゲンの働きによってテストステロンの働きは抑えられ、何も問題は起きません。しかし、加齢によって、エストロゲンの分泌が減り、テストステロンとのバランスが乱れると、前述した男性と同様の問題が女性でも起こってくるというわけです。

男女共通の原因

もちろん薄毛の原因には男女共通のものもあります。男女共通の薄毛の主な原因は次の2つです。

血行不良
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毛母細胞は、毛乳頭の毛細血管から酸素や栄養をもらって、細胞分裂し、髪の毛になります。したがって、血行不良で酸素や栄養が十分に毛母細胞に供給されないと、髪の毛が生えてこなくなったり、細く弱くなったりします。このような血行不良になる原因には次のようなものがあります。

・運動不足
・ストレス
・不規則な生活
・食生活の乱れ
・無理なダイエット

このような血行不良は男女を問わず薄毛の原因になります。

活性酸素
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私達の髪の毛は毛球にある毛母細胞が細胞分裂してつくられますが、この毛母細胞を供給しているのが毛包幹細胞です。

しかし、活性酸素によって、この毛包幹細胞のDNAに傷が蓄積すると、17型コラーゲン(毛包幹細胞を毛包幹細胞として維持するために欠かせないタンパク質)を分解して、普通の角化細胞(私達の表皮を形成している最もポピュラーな細胞)に分化してしまいます。こうして、毛包幹細胞が減っていき、毛母細胞が供給されなくなると、髪の毛が、しだいに細く弱くなり、最終的には全く生えてこなくなります。これが加齢によって髪の毛が細く弱くなり、減っていく原因です。

活性酸素は呼吸等の生命活動に伴って私達の体内で常に発生しています。通常ならこの活性酸素はスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)等の抗酸化酵素によって速やかに無害化されます。しかし、紫外線、大気汚染、ストレス等によって抗酸化酵素の処理能力を超えて過剰に発生すると、処理しきれなかった活性酸素が私達の体にさまざまな害を与えます。例えば、DNAを傷つけてがんの原因になったり、脂質を酸化させて動脈硬化の原因になったりします。

薄毛との関係でいえば、毛包幹細胞のDNAを傷つけて、毛包幹細胞を毛包幹細胞として維持できなくさせてしまうというわけです。

セサミンの薄毛を防ぐ働き

では、以上をふまえて、セサミンの育毛効果についてお話します。セサミンは次の3つの働きで育毛に効果を発揮します。

エストロゲン様作用により、テストステロンの働きを抑える

男性の場合も、女性の場合も、薄毛の原因には男性ホルモン、テストステロンが深くかかわっています。

そして、女性ホルモン、エストロゲンにはテストステロンの働きを抑える働きがあります。

セサミンは腸の腸内細菌によって代謝されることによって、このエストロゲンと似た働きをするようになります。これをエストロゲン様作用といいます。

セサミンはこのエストロゲン様作用によってテストステロンの働きを抑え育毛に効果を発揮するというわけです。

優れた抗酸化力によって活性酸素の害から毛包幹細胞を保護する

加齢により、髪の毛が、細く弱くなり、その本数も減っていくのは、活性酸素等によって毛包幹細胞のDNAが傷つけられることが原因です。

セサミンは、腸で吸収された後、肝臓に直接届き、そこで代謝されることによって、優れた抗酸化力を発揮するようになります。抗酸化力とは、活性酸素の発生自体を抑制し、また、発生した活性酸素を無害化する能力をいいます。

こうして、セサミンは、その優れた抗酸化力によって、毛包幹細胞を活性酸素の害から保護します。

血管を緩めて広げ血行を良くする

髪の毛が太く強く育つためには毛細血管から十分な栄養と酸素が毛母細胞に供給されなければなりません。

NO(一酸化窒素)には血管、特に毛細血管を緩めて広げ血行を良くする働きがあります。しかし、NOは、活性酸素に非常に弱く、活性酸素によって酸化されると、その働きを失ってしまいます。

これに対して、セサミンは、その優れた抗酸化力によって、NOを活性酸素の害から保護します。

また、セサミンは血管の内側を覆っている血管内皮細胞に働きかけてNOの産出を増やすこともわかっています。

まとめ

では、最後にこれまでの話を簡単にまとめておきましょう。セサミンは次の3つの働きで育毛に効果を発揮します。

・エストロゲン様作用によって、テストステロンの働きを抑える
・優れた抗酸化力によって、毛包幹細胞を活性酸素の害から保護する
・NO(一酸化窒素)を活性酸素の害から保護し、また、その産出を増やして、血管、特に毛細血管を緩めて広げ血行を良くする

男女を問わず、最近、何か髪の毛が薄くなってきたなとお悩みの方は、是非、このようなセサミンの育毛パワーを上手に活用してみてはいかがでしょうか?

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