ゴマに含まれるセサミンの量はどれくらい?
セサミンは、ゴマに豊富に含まれるポリフェノール成分です。では、実際、ゴマにはセサミンがどれくらい含まれているのでしょうか?
今回はゴマに含まれるセサミンの量について詳しくお話したいと思います。
ゴマに含まれるセサミンの量はどれくらい?
セサミンは、ゴマに豊富に含まれるポリフェノール成分で、ゴマリグナンの一種です。
ゴマリグナンには、セサミンの他にも、セサモリン、セサモール、セサミノール等があります。このうち、ゴマ自体に多く含まれているのは、セサミンとセサモリンです。セサミン、セサモリンの順で多く含まれています。セサモールとセサミノールは焙煎ゴマ油やゴマサラダ油には多く含まれていますが、ゴマ自体にはあまり含まれていません。
ゴマに含まれるゴマリグナンの量は、品種、産地、時期、栽培方法等によって異なってきます。しかし、一般的には概ね次のようです。
表1:ゴマに含まれるゴマリグナンの量
ゴマリグナン全体 | 概ね1%前後 |
---|---|
セサミン | 概ね0.5%前後 |
セサモリン | 概ね0.5%前後 |
セサミンはゴマに豊富に含まれているとは言っても、とても希少な成分であることがよくわかります。
どれくらいの量のゴマを食べればいいの?
では、セサミンの健康効果を実感するためには一日当たりどれくらいのゴマを摂ればいいのでしょうか?
セサミンの1日当たりの摂取の目安量は10mgです。ところが、上述のように、セサミンはゴマには1%未満しか含まれない希少な成分です。そのため、ゴマからセサミンを摂ろうとすると、一日当たり3000粒ものゴマを摂らなければなりません。これは相当な量です。
しかも、これだけ大量のゴマを摂ったとしても、セサミンの健康効果を実感できるとは限りません。なぜなら、ゴマは硬い外殻に覆われていて、セサミンの吸収率はあまり良くないからです。ほとんど吸収されないという話さえあります。
この問題を解決するためには、ゴマを擦らなければなりません。しかし、毎日、長期間、3000粒ものゴマを擦り続けるのは大変な手間です。
また、この問題を解決したとしても、まだ他にもう一つ問題があります。それはゴマのカロリーの高さです。
ゴマはそのほぼ半分が脂質です。そのため、カロリーが高く、100g当り約600kcal
このように高カロリーなゴマを大量に毎日長期間摂り続けることには問題があります。
サプリのススメ
この点、サプリなら、ゴマからセサミンだけを抽出しギュッと濃縮して配合されています。そのため次のようなメリットがあります。
・一日、1~3粒程度のカプセル等を飲むだけで一日当たりの摂取の目安量が摂れる
・吸収率が良い
・カロリーの心配がない
このように健康のためにセサミンを摂る場合にはサプリの活用が鉄則です。
是非、サプリを上手に活用して、セサミンの健康効果を実感していただけたらと思います。