セサミンのアンチエイジング効果にはどんなものがある？

セサミンには、白髪や薄毛の予防、シミやしわを防ぐなどのアンチエイジング効果があります。セサミンが、どのようにこれらのアンチエイジング効果をもたらすのか、
詳しくお話したいと思います。

美髪を保つ

白髪を予防する

誰でも歳を取ると白髪が増えます。しかし、セサミンには白髪を予防する働きがあります。

白髪の原因

まず、白髪の原因から説明していきます。

私達の髪の毛の色はメラニン色素の色です。メラニン色素はメラノサイト(メラニン色素をつくる細胞)がつくっています。そして、メラノサイトはメラノサイトのもとになる細胞からつくられます。

ところが、このメラノサイトのもとになる細胞は、活性酸素によって酸化されダメージを受けると、しだいに数が減り、やがて消滅します。こうしてメラノサイトがつくられなくなり、髪の毛に色がつかなくなります。これが白髪の原因です。

白髪の原因、活性酸素と戦うセサミンの抗酸化力

このように白髪の原因には活性酸素が深く関係しています。

活性酸素には強い酸化力があります。そのため、メラノサイトのもとになる細胞を酸化させてダメージを与え、白髪の原因になってしまいます。

この活性酸素と戦う力が抗酸化力です。

セサミンは小腸で吸収された後、門脈を通って直接肝臓に届き、肝臓で代謝されることによって、次のような優れた抗酸化力を発揮するようになります。

・活性酸素の発生自体を抑制する
・すでに発生した活性酸素を速やかに無害化する

こうしてセサミンは、メラノサイトのもとになる細胞を活性酸素の害から保護して、白髪を予防します。

薄毛を予防する

誰でも歳を取ると髪の毛が薄くなります。しかし、セサミンには加齢による薄毛を予防する働きがあります。

加齢による薄毛の原因

さらに読む: まず、加齢による薄毛の原因から説明していきます。

私達の髪の毛は毛母細胞からつくられます。そして、毛母細胞は毛母細胞のもとになる細胞からつくられます。

ところが、この毛母細胞のもとになる細胞は、活性酸素によって酸化されダメージを受けると、しだいに数が減り、やがて消滅します。すると毛母細胞も数が減り、やがて消滅します。そのため、髪の毛が弱く細くなり、やがて消滅します。これが加齢による薄毛の原因です。

セサミンの薄毛を予防する働き

これに対して、白髪の予防のところでお話したように、セサミンには優れた抗酸化力があります。

この抗酸化力によって、セサミンは、毛母細胞のもとになる細胞を活性酸素の害から保護して、加齢による薄毛を予防します。

美肌を保つ

シミを予防する

誰でも歳を取るとシミが増えます。しかし、セサミンにはシミを予防する働きがあります。

まず、シミの原因から説明していきます。

紫外線を浴びると、皮膚に大量の活性酸素が発生します。すると、皮膚の細胞が酸化されて、ダメージを受けます。これがシミの原因です。

しかし、白髪の予防のところでお話したようにセサミンには優れた抗酸化力があります。

この抗酸化力によって、セサミンは、紫外線が発生させる活性酸素の害から、皮膚の細胞を保護して、シミを予防します。

シワ、たるみ、乾燥肌を予防する

歳を取ると多くの方がシワ、たるみ、乾燥肌に悩まされます。しかし、セサミンには、加齢によるシワ、たるみ、乾燥肌を予防する働きがあります。

加齢によるシワ、たるみ、乾燥肌の原因

さらに読む

まず、線維芽細胞から説明していきます。

線維芽細胞は皮膚の真皮にあり、次のような美肌を保つために欠かせない成分をつくっています。

表1:線維芽細胞がつくる成分

コラーゲン	肌の骨格をつくる。肌にハリを与える。
エラスチン	コラーゲンとコラーゲンを固定して、肌の骨格を安定させる。肌にハリを与える。
ヒアルロン酸	網目状になった肌の骨格の間を埋め、クッションの役割をする。また、優れた保水力がある。肌にハリと潤いを与える。

ところが、紫外線を浴びると活性酸素によってこの線維芽細胞が酸化され、ダメージを受けます。そしてそのようなダメージが蓄積すると、やがて線維芽細胞は萎縮して、次のように働きがおかしくなります。

・コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの生産量が減る
・コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを分解する酵素を過剰に生産する

こうして、加齢によってWパンチで皮膚からコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンが減少して、ハリと潤いが失われ、シワ、たるみ、乾燥肌の原因になります。

シワ、たるみ、乾燥肌を予防するセサミンの働き