セサミンで貧血を防ぐ!

みなさんの中には貧血で悩んでいる方も多いことかと思います。貧血は、特に月経、出産、授乳等がある女性に多く、さまざまな辛い症状を伴います。しかし、セサミンにはこのような貧血を防ぐ働きがあることをご存知でしたでしょうか?

今回はこのセサミンの貧血を防ぐ働きについて詳しくお話したいと思います。

貧血とは?

まず、貧血について説明したいと思います。

貧血とは?

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血液は私達の体の各組織に酸素と栄養を届けています。この血液の成分の中でも貧血と深い関係にあるのが私達の各組織に酸素を届ける赤血球です。

赤血球は、自身に含まれるヘモグロビンの働きによって、酸素を私達の体の各組織に届け、二酸化炭素を回収しています。

したがって、ヘモグロビンの合成の不良等の原因から、この赤血球の機能が低下したり、その数が減ったりすると、各組織に酸素が十分に供給されなくなり、各組織が酸欠状態になります。これが貧血です。

種類と原因

しかし、貧血と一口に言っても、いくつかの種類があります。その代表的なものは次の4つ(表1参照)です。

表1:貧血の種類

鉄欠乏性貧血 ヘモグロビンの原料である鉄が不足することによっておこる。貧血の9割以上を占める
悪性貧血 赤血球をつくるのに欠かせないビタミンB12や葉酸が不足することによっておこる。骨髄中に巨赤芽球と呼ばれる異常な赤芽球(分化する前の未熟な赤血球)が出現する
再生不良性貧血 赤血球をつくる骨髄の機能が低下することによっておこる。白血球や血小板等の他の血液の成分もつくられなくなる
溶結性貧血 通常、つくられる赤血球と壊される赤血球はバランスが取れているが、このバランスが崩れることによっておこる。スポーツ選手に多く現れることで知られる

これらの4種類の貧血の中でも、全体の9割以上を占め、特に女性に多いのが、鉄欠乏性貧血です。いわゆる貧血と言った場合はこの鉄欠乏性貧血をさします。その主な原因には次のようなものがあります。

・鉄の摂取不足
 ・偏食
 ・無理なダイエット
 ・食生活の乱れ(外食、インスタント食品の過剰摂取等)
・鉄の需要の増加
 ・妊娠
 ・授乳
・鉄の過剰な損失
 ・月経
 ・痔、潰瘍、がん等による消化器からの出血
・鉄の吸収の障害
 ・胃の切除手術

症状

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このような貧血になると、赤血球の機能が低下したり、その数が減ったりして、全身の組織が酸欠状態になり、次のような症状があらわれます。

・動悸
・めまい
・息切れ
・立ちくらみ
・頭痛
・顔面蒼白
・耳鳴り
・疲れやすさ

このような辛い症状に悩まされる貧血ですが、多くの場合は食生活の改善等によって、その症状は緩和されます。しかし、食生活の改善等で効果がみられない場合には、他の重篤な病気が隠されている可能性もありますので、できるだけ早期に医療機関を受診することをおススメします。

セサミンの貧血を防ぐ働き

では、以上をふまえて、セサミンの貧血を防ぐ働きについてお話します。セサミンは次の働きで私達が加齢等によって貧血になりやすい体質になるのを防いでくれます。

造血幹細胞と自己複製能

前述したように、貧血は、赤血球の機能が低下したり、その数が減ったりして、起こります。

この赤血球をつくっているのが骨髄です。

骨髄では、造血幹細胞と呼ばれる細胞が、細胞分裂して、1つは再び造血幹細胞になり、もう1つは赤血球等の血球になります。こうして、細胞分裂した造血幹細胞の片方が、再び造血幹細胞になることで、造血幹細胞の数が維持され、赤血球等の血球をつくり続けることができます。これを造血幹細胞の自己複製能といいます。

自己複製能と活性酸素

しかし、この自己複製能は、造血幹細胞が活性酸素によって酸化されると、失われてしまいます。すると、細胞分裂する度にしだいに造血幹細胞の数が減っていき、やがて骨髄の赤血球をつくる能力が衰えて、貧血になりやすくなります。

活性酸素は呼吸等の生命活動に伴って私達の体内で常に発生しています。通常、この活性酸素は私達の体に生まれながらに備わったスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)等の抗酸化酵素によって速やかに無毒化されます。しかし、紫外線、環境汚染物質、ストレス等によって過剰に発生すると、抗酸化酵素によって処理しきれなかった活性酸素が私達の体にさまざまな害を与えます。例えば、細胞のDNAを傷つけてがんの原因になったり、血中の脂質を酸化させて動脈硬化の原因になったりします。

貧血との関係で言えば、造血幹細胞を酸化させ、自己複製能を奪って、その数を減らし、骨髄の赤血球をつくる能力を低下させて、貧血になりやすくします。

逆に、骨髄に活性酸素が発生しやすく貧血になりやすいマウスに抗酸化剤(活性酸素を無害化するお薬)を与えると、造血幹細胞の減少が抑制され、貧血が防がれることが実験的に確認されています。

セサミンの貧血を防ぐ働き

これに対して、セサミンは、小腸で吸収された後、肝臓に直接届き、そこで代謝されることによって、優れた抗酸化力を発揮するようになります。抗酸化力とは、活性酸素の発生自体を抑制し、また、発生した活性酸素を無害化する能力をいいます。

セサミンは、この優れた抗酸化力によって、造血幹細胞を活性酸素の害から保護し、私達が加齢等によって貧血になりやすい体質になるのを防いでくれるというわけです。

まとめ

では、最後にこれまでの話を簡単にまとめておきましょう。セサミンは次の働きで私達が加齢等によって貧血になりやすい体質になるのを防いでくれます。

・造血幹細胞を活性酸素の害から保護する

セサミン自体が直接貧血を改善するわけではありませんが、セサミンを長くコンスタントに摂り続けることで、造血幹細胞、すなわち、骨髄の老化を防いで、私達が加齢等によって貧血になりやすくなるのを防ぐことができるというわけです。

貧血気味の人は、是非、転ばぬ先の杖として、このような貧血を防ぐセサミンのパワーを上手に活用していただければと思います。

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